暮らしと子育て

【言葉が遅い】家庭で1歳半から2歳の言葉の発達を促す教え方

こんにちは、Yuccaです。
私には4歳の息子がいます。
2歳半過ぎまで単語がほとんど出ずとても悩みました。
毎日夜中にネットで検索しては解決方法や言葉の教え方についての
情報を探していてとても悩んでいたことを思い出します。

でも残念ながら「本をたくさん読みましょう」「1日30分子供の好きなことをさせて関わりましょう」とあまり具体的ではないアドバイスばかりで困ったことがあります。

ねこさん
ねこさん
しかも、うちの子その当時本に興味を持たず私一人で絵本読んでいました。トホホ…

検索魔になった結果色々な本や促す方法をを試すことができました。
今日はその時に我が家で効果があった方法を紹介したいと思います!

【言葉が出る】前「言葉がでる目安」はありますか?


「指差し」が言葉の発達の過程でよく参考とされます。
といっても何種類かあるので簡単にここで説明しようかと思います。

●共同注視
ママが「あれ見て!ワンワンだよ!」と指をさすとその指さす方向をみる。

●発見・驚き、興味の「指差し」
くるくる回るものに興味をもったり、犬を見たりして「あ!」「ん!」など言いながら指をさす。

●要求の指差し
「食べたいもの」「欲しいもの」を何度も指差しなどして訴える。

●叙述の指差し
「帽子どれかな?」など物の名前を聞いてそれに対応した指差し。

言葉の発達は年齢・月齢の違いはあっても上からこの順番で概念ができあがると言われています。

コアラさん
コアラさん
「指差し」ではなく「手差し」、手のひらを開けて指す子もいるよ。

例えば「数字」を知らないのに「足し算」はできないというとイメージできるでしょうか。
言葉の獲得には上から順番のプロセスをたどっていくということです。

【できたらご褒美!】様々な「まねる」ことから始めよう。

始める前に、下記の記事を参考に教え方の準備をしてください。(ご褒美のお菓子など)

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【1歳7ヶ月】子供の言葉が遅いと思った時に家でできる3つのこと1歳6ヶ月、1歳7ヶ月ぐらいで子供の言葉が遅いことや発達で悩んでしまうママたちへ。我が家で実際に言葉の伸びに効果が出た方法をご紹介します。...

※周りの物を片付けてテレビを消して子供と向き合って座る。

①ママが「バイバーイ」と言いながら手を振る、左手でお子さんの手を持ち「バイバーイ」の動作をする。そしたらすぐに「上手ー!」と言って大好きなお菓子をあげる。

数回同じようにして子供に「ママの言う通りにすると良いこと(ご褒美のお菓子)があるぞ」と思ってもらおう!

②スムーズにいきそうになったら、ママが「バイバーイ」と手を振って、手をポンポンと叩いてあげて「バイバーイ」ができるようにする。できたらすぐにご褒美と「上手ー!」と満面の笑みで褒めてあげてください!

③②までできるようになれば、最後は「バイバーイ」とママが手を振率つ「バイバイして〜」と言って10回中8回くらい子供が「バイバイ」できるようになれば良いでしょう。
散歩中やお買い物、祖父母の家などに遊びに行ったような日常でも取り入れつつ自然にできるようにしてあげてください。

コアラさん
コアラさん
最初は手を持って「バイバーイ」とさせていたところから少しづつ介助を間引いていくイメージだよ!

そして「バイバーイ」だけではなく、「バンザーイ」や「(手をあげて)はーい!」、「座って〜」「(物を入れる容器など用意して)入れて〜」など色々な動作をしてみるといいと思います。

ここまでで一番大事なことを言います。
ママとここまでした「練習」は子供にとって「楽しい時間」でないと効果が出ません。
「なんでできないの!」「こうするんだって!」などと怒ったり叱ったりするのは逆効果なので是非楽しい雰囲気でやってみてください。

コアラさん
コアラさん
パパがいる時に上手にできたら「上手ー!」と言って抱っこして「たかい、たかーい!」をしてもらったりくすぐってあげたりしても良いね!

【 まね 】ができたら【 音まね 】ができるようにする


しばらく「まね」をすることでご褒美をもらえると気がつくと、いろんなことに挑戦できるようになります。

ここでもご褒美のお菓子、大好きなおもちゃの用意とお部屋のお片づけをして環境を整えます。

①大好きなおもちゃ(お菓子)を子供の目の前に持っていき、ママが「あ」と発声する。
(「あ」じゃなくてもお子さんがよく発している「音」から入るのがいいと思います。「ば」なら「ば」からでも大丈夫)

②子供がママの「あ」を聞いてすぐに「あ」や「あ」以外の音(「マ」でも「ウ」でも)を発声したらすぐにご褒美のおもちゃを渡す。

③1分ほど遊ばしてから、ゆっくりと手から取り戻しもう一度ママが「あ」と言った後に「音」が出たらご褒美を渡す。

これを何度か繰り返し、ママの「あ」の発声の後に何かしら発声できるようになったら次のステップへ進みましょう。

最後はママが「あ」と言った後に「あ」と言えた場合にご褒美をもらえる、を目指します。

「あ」の真似ができるようになったら51音を一つずつ試してできる音を増やしていくこと、そして2音以上繋げて言えるようにする、がその後のステップです。

ねこさん
ねこさん
ちなみに息子の場合は「も」が言えるようになり、最初に言えるようになった名詞は「もも」でした。

 悩んでいるお母さんたちへ

周囲に相談しても「大丈夫」「様子を見よう」「私の甥っ子もそんなんだった」など色々な意見がお母さんの周りにあると思います。でも24時間一緒にいる、もしくは一番子供を見ているのはママです。色々な専門家の方がいらっしゃいますが子供の専門家は「ママ」、あなたが一番です。

ママが不安になったときに市の子供相談窓口を頼ってもいいし、本でもインターネットでもいいし何かに、誰かに頼って意見を聞いてみたりどうぞ悩まず色々なもの頼ってください。でも最後に何をしようか決めるのは<「お子さんの専門家」ママパパです。

何も教えてなくても速く走れる子がいれば足が遅い子もいるし、目が良い子がいれば悪い子もいる。コミュニュケーションを取るのが上手な子がいれば不得意の子もいます

足が遅い子がいれば「腕をよく振ってみよう」「足を高くあげよう」などアドバイスや練習ができますよね。目が悪い子には「メガネ」をかければよく見えるようになります。

ねこさん
ねこさん
コミュニュケーションが得意ではない子もそんな風に考えてみてはどうかな?
得意でないなら「その子がわかる方法で少しづつ教えてあげれば」いいよね。

この記事では色々な参考情報、文献などを読み私が実践したことを紹介しました。
私が参考にした方法は主にアメリカで採用されているABA(応用行動分析学)というものです。

※分かりやすくまとめてあるページがあったのでリンクしておきます。

まとめ

部屋を片付けテレビを消して集中できる環境を作る。

ママのまねをすると「ご褒美」がもらえるんだな。と思ってもらう。

「練習」中は楽しい時間。叱ったりイライラするのは絶対にやめましょう。

また、参考書籍も載せておくので興味がある方はのぞいて見てください。